すずらん
たとえば大人になった時
この先生きていくかどうか
選ぶことができたらいいのに
私、生まれたいと望んだの?
それなら申し訳ないけど
生憎あまり生きたくはない
自分を傷付ける度胸などどこにもないけれど
「今すぐ痛みもなく消してあげる」と
誰かが手を差し伸べてくれたのなら
私は泣いて喜ぶだろう
来世は花にでもなりたい
誰にも気付かれずに咲いて
知らずに誰かに踏まれよう
光も届かぬ草むらで
たまに誰かに気付かれれば
プチリと首をもがれよう
太陽の下で生きられる奴だけ生きりゃいい
「生きてればきっといいこともあるよ」
誰もが生きたいわけじゃない
これは私を救うためのうた
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