彼女になりたかった「会おう」ってメール嬉しかった あと、悲しかった 今日も着飾って待ってたよ 何もなかったけど 雨音ひとつ入らない あの部屋きれいだったね 覚えたナンバー あぁ、もう見ることは あぁ、なんて素敵なラストシーン 馬鹿にしてくれてどうもありがとう いや、別にあたし彼女じゃないしね...
あの日まだ明るいお風呂に入って エアコンで冷えた部屋と浮ついた化粧品の匂い 砂糖を混ぜた辛いカレーライス ベランダから無花果の葉の匂い あの頃あんなに大きかった景色が 今ではとても小さく見えた きっとこの街でこれからも生きていくんだろう 覚えていますか? 裏の公園に響く笑い声...
ガーベラ空が赤くなると思うの また君の帰りを待てたら 名前を呼んでも空気に溶けるだけ 窓際で枯れた鉢植え 捨てられない歯ブラシとカミソリ 抱きしめすぎて消えたニットの匂い あの時あんなこと言わなければ まだ隣に居られたかな 何でも幸せだったんだ 君とずっと居られたなら全て...
都合の良い女これで最後何度誓っただろう あの時終わりにしていたら 苦しまずに済んでいたかな 選んだのは私なのに 先の見えない闇に余裕がなくなる 良い女になろうと努力して 出来上がったの都合の良い女 だから私は捨てられる 哀しいほど 愛しい人 何も捨てない 優しい人...
ホルモン今日も何もできなかった 気持ちが沈んでいくのを楽しむだけ 寝ているだけなのに 空っぽの心と おへその下が少し哀しく痛んだ 何かもわからない点を見て 真っ白になる視界 汚れた体 会いたいあの人は もうこの世にはいない あとどれくらい生きていたら この日々は終わってしまう...
友達のラインのアイコンが子供の顔になるうたクソみたいな上司の顔を拝んでも 「おかえり」と言って愚痴を聞いてくれる人はいない 助手席に乗るのはコンビニの袋とレンタルDVD いつも通りの帰り道 自由で気ままな一人暮らし 家に帰ったらケータイ開き あぁ… ついにあの子の顔が子供の顔になった なんて幸せそうなの...