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魔法のメロディー

  • 執筆者の写真: くるみ 朝倉
    くるみ 朝倉
  • 2月22日
  • 読了時間: 1分

魔法のメロディー

変わらないままでいられるように‬

‭この歌を口ずさみながらいつまでも‬

‭日曜の昼下がり ようやく目覚めた君とお気に入りのシャツに着替えたら‬

‭葉桜の小径を風が爽やかに吹き抜けて ブーゲンビリアの香りの中‬


‭木漏れ日差し込むカフェテリアのテラスで‬

いつものパスタとカフェラテを飲み干したら‬

‭少し歩いて街が見える丘へ

手を繋ぎ笑い合いのんびり話そう


‭使い古されたどんな愛の言葉よりも‬

‭見つめ合い手を握りしめて耳を澄ませば聞こえてくる‬

‭魔法のメロディー

この歌を口ずさみながらいつまでも‬


‭星が降る夜には肩を寄せ合って空見上げ お気に入りのウイスキーを飲もう‬

‭ランタンに火を灯し 優しい風が吹き抜けて 金木犀の香りの中‬

これまでのことや、これからの未来を 確かめ合うように同じ時を過ごそう‬

‭言葉は無くても二人の心は 堅い絆で繋がっていけると信じてる‬


‭使い古されたどんな愛の言葉よりも‬

見つめ合い手を握りしめて 耳を澄ませば聞こえてくる‬

‭魔法のメロディー

ずっとそばにいられるように

この歌を口ずさみながら いつまでも‬

 
 
 

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